秤では量れない

たけお問題関係で色々と郵便物と出す機会が多いので、切手(10~500円・6種)や旧EXPACK500、レターパックライト、現金書留封筒(通常、大)、書留・特定記録郵便物等差出票、ポスパケット用ラベルを常備してます。(実はポスパケット好き)
郵便物は重さで料金が変わりますので、卓上スケールで重さを量って切手を貼って必要な物は記入してから郵便局の窓口に行くので差し出しはいつもスムーズです。

いやでも、これの重さは秤では量れないってことがあるのです。折り目をつけないの続きです。

前回、文部科学省からは4/30の報道ステーションの『文部科学省と交渉を重ね、樋渡市長は、スペースを2つに分け、1つを図書館、1つを賃貸にし、「図書館ではない」という理屈で押し切った。』という放送を否定する「行政文書不開示決定通知書」が届きました。
その平成25年11月13日付、25受文科生第796号の内容は

不開示とした理由
テレビ番組で発言のあった武雄市図書館に関する武雄市と文部科学省の交渉については,そのような事実は見受けられず,請求に係る行政文書については,作成・保有していないため不開示としました。

と、単に公文書が存在しないという簡単な理由ではなく、文部科学省として武雄市との交渉を完全否定するものでした。決定通知書には文部科学大臣の印が押されており、たけお問題を考える上では非常に意味のある文書です。

とはいえ片方の言い分だけでは、不十分だと感じておりましたので、武雄市と武雄市教育委員会に次のような開示請求を掛けました。

請求内容
別添「25受文科生第796号」(写)の不開示理由が事実と異なることを証明出来る文書
以下は例示でありこれに限る物ではない。
・議事録・旅行命令書及び復命書・電子メールの送受信記録

(開示請求書→ 市長部局宛教育委員会宛

そう、文部科学省からの「行政文書不開示決定通知書」の写しを添えて。文部科学省が嘘をついてるなら、証拠を出してみなさいと。

そして、出てきたのが次の2つ。

武市総第489号-不開示決定通知書

武市教文生第117号-不開示決定通知書

武雄市(武雄市長)及び武雄市教育委員会からの不開示決定通知には「該当する文書が存在しないため」という不開示理由。
結局、報道ステーションで放送された『文部科学省と交渉を重ね、樋渡市長は、スペースを2つに分け、1つを図書館、1つを賃貸にし、「図書館ではない」という理屈で押し切った。』というのは誰かの嘘で、誤報であったと言うことです。

ここに出てきた3つの公文書にはそれぞれ文部科学大臣、武雄市長、武雄市教育委員会の公印が押されています。それぞれの担当者はどれほど感じていたのでしょうか?

秤では量れないその印の重さを。

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