開示請求は苦笑いの玉手箱 #たけお問題

武雄市図書館をリニューアルしCCCを指定管理者にするというあのプレス発表から早いもので2年が過ぎました。私(@todotantan)が武雄市、他に開示請求をするようになってからでも1年が経過しました。この1年で約140件の情報公開請求を行ってきたなかで起きた事案を軽くまとめてみます

日付改ざん事件

まず最初はこれ。

一体どうなってるかというとこのとき入手した決定通知書のうちの1枚のアップがこれ。

平成25年10月8日付け 武市秘第58号「一部開示決定通知書」のアップ

決定通知書の日付が見事に改ざんされています。空白のところに“8”って書いただけなんじゃ無いですかとおっしゃる方はこちらをご覧ください。

市長公印を押す前の「武市秘第59号一部開示決定通知書」

起案書に綴じられている控えは10月9日付けなんですよ!明らかに市長公印を押印した本書がおかしいのです。


 

決裁日・施行日がなぜか印字されている起案書

開示請求書が期限を越えて放置されたので審査請求を配達証明郵便で送ったら即時対応された案件で、あまりに怪しかったので当該の起案書を開示請求してみたらこんな状態でした。

平成25年度武市商第70号「起案用紙」

武雄市役所では“お蕎麦の出前”も完璧です。


 

文書番号のない起案書~バックデートの疑い

何度も当blogで取り上げているこれ。

平成25年8月9日付け 武市教文生-文書番号不明 「2013年度グッドデザイン賞への応募について」

グッドデザイン賞の応募期間が過ぎて、BEST100受賞決定後に作成されたと考えられる起案書です。詳しくは「謹告 武雄市長他3名を刑事告発しました #takeolibrary #公設ツタヤ問題 #gda2013 #たけお問題」の記事をご覧ください。


 

日付の記載がないからいつから存在したか不明

武雄市図書館は第8回日本ファシリティマネジメント大賞で「最優秀ファシリティマネジメント賞(鵜澤賞)」を受賞しているのですが、その応募書類を開示請求掛けた結果がこれ。

第8回日本ファシリティマネジメント大賞への応募をいつ承諾したのか不明な文書

決裁用のゴム印は押してあるのですが、起案日・決裁日・施行日のいずれも空欄でこの文書がいつからあったのか分かりません。保存期間5年のところに「○」がされていますが、基準日が不明… まぁ、グッドデザイン賞と同じで、CCCが“勝手に”応募していて、私の開示請求があってから書類を入手したんじゃないでしょうか?


 

公印なし!の決定通知書が届く

 

で、実際に届いた公印なしの決定通知書はこれ。

平成26年5月7日付け 武市い第9号 一部開示決定通知書 と思われる文書

平成26年5月7日付け 武市農第44号 一部開示決定通知書  と思われる文書

情報公開請求の事務手続きに詳しくなかった担当者のミスだとは思いますが、これまでにいろいろと続いていますので…本当に大丈夫ですか?

いや、マスコミに取り上げられることだけを狙った派手な施策も結構ですが、せめてお役所仕事をきっちりやってからでお願いします。

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